肩こりや腰痛の原因には、次のようなものがあります。
- 筋肉の疲労や血行不良
- 姿勢の悪さ
- 運動不足
- 肥満
- 歯のかみ合わせの悪さ
- 目の疲れ
- 精神的なストレス
- 環境要因(冷房など)
筋肉は普段動かさない部位を酷使したり、同じ部位を使い続けたりすると、血液の循環が悪くなり、筋肉内に疲労物質が蓄積されます。この疲労物質が神経を刺激して痛みが生じます。
また、姿勢の悪さや運動不足によって筋力が低下すると、疲労物質が溜まりやすくなります。たとえば、猫背になると重心が前に傾き、首や肩などの筋肉の緊張につながります。
整体やリンパマッサージで血行とリンパの流れを促進することで、老廃物や余分な水分を排出しやすくし、むくみの解消にも効果が期待できます。 むくみが解消されると、体がスッキリし、見た目も引き締まります。
また、ストレッチを取り入れた動的エクササイズのピラティスは、基礎代謝を上げ筋肉量を増やし、脂肪燃焼効果を促進する体への負担を抑えた理想的な筋トレにもなります。
なぜリンパの流れが悪くなるの?
- 運動不足
筋肉の収縮運動によるポンプ作用によりリンパは流れています。運動不足になると、筋肉を動かすことが減ってしまうため、リンパの流れも悪くなってしまいます。 - 水分不足
適切な水分量を摂取していないと、水分が不足し、リンパの流れが悪くなります。またリンパだけではなく、血液も水分不足によりドロドロした状態になってしまいます。 - 冷え
体が冷えを感じると、熱を逃さないように血管が収縮して血行が悪くなってしまいます。
また筋肉も収縮して硬くなってしまいます。筋肉の伸び縮みする動きがリンパ の流れをよくするのには必要でが、その動きも低下してしまいます。 - ストレス
過剰なストレスは、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを乱します。自律神経は、血管や筋肉の動きを調整する働きもあります。自律神経のバランスが乱れは、リンパの流れにも影響を及ぼします。
筋肉の動きと血流・リンパ巡りの関係
筋肉は縮んだり緩んだり、ポンプのような動きを繰り返し、血液を全身に運ぶサポートをします。
筋肉が柔らかくなると伸び縮みの幅が広がり、ポンプ力が強くなるため、血流がアップ ⤴️
血行が良くなることで身体の末梢部分からの代謝機能も上がりリンパの流れも促進します。
リンパの流れが良くなるメリット✨
- 水分代謝がアップ!
水分代謝とは、摂取した水分が体内を巡った後、汗や尿などで体の外に排泄されること。
リンパの流れが良くなると水分代謝が高まり、体の中に溜まった余分な水分の排泄を促します。
余分な水分が溜まらなくなることで、むくみが改善され、ボディラインもすっきりとしてきます。 - 排泄力が高まる!
リンパの流れが良くなると体内の余分な水分だけではなく、体内の老廃物を体外に排泄する力が高まります。 - 免疫力がアップ!
リンパは浄化能力もありますので、リンパの流れがよくなると、免疫力が高まります。
このようにリンパの流れがいいと健康や美容にもたくさんのメリットがあります。
3F|さくら流 ④ 美姿勢 + 巡り療法
筋肉を柔らかくバランスを整え冷え改善◎免疫力アップ💪
痛みは体の緊張を高めます。 これは交感神経という、自律神経の中で体の緊張を高める神経が興奮するからです。 そのため血管が収縮し、筋肉の緊張も高まるためさらに血流が悪化します。
血流の低下が持続すると徐々に組織が酸素欠乏となり、また新陳代謝が悪化し組織が障害されてしまいます。
リンパ液の流れを良くすることで、体内に溜まった老廃物の排泄を促進、むくみ解消や美肌効果が期待できます✨
リンパ液は、血液循環のなかで毛細血管から染み出した血液成分の一部で、リンパ管によって体内に運ばれます。リンパ液には不要な物質(老廃物・毒素・病原体など)が含まれており、リンパ節ではリンパ球などの免疫細胞がこれらの物質を除去します。
心臓は血液を流すポンプの役割を果たしますが、リンパ管にはそのような大きなポンプがありません。
そのため、人の動きとともに起こる筋肉の収縮、弛緩によって生じる圧力、呼吸によって生じる胸の中の圧力の変化、体の外からのマッサージ刺激などがリンパ液を流す助けとなります。
リンパ系の役割
毛細リンパ管に取り込まれたリンパ液が、リンパ管を通じて全身をめぐり、最後に静脈に合流する一連の流れをリンパ系といいます。
リンパ系の役割は、主に5つあります。
- 循環機能:戻れなくなった水分を血管へ送りかえします。血管から出て血管に戻れなかった水分(組織液)をリンパ管に集め、静脈まで運びます。これにより、血液はその量を大きく増減させることなく、循環することができます。
- 免疫機能:免疫反応の中核を担います。免疫細胞の1つであるリンパ球は胸腺と呼ばれる器官で、自己と非自己を学び、的確な指令を出して、外敵から体を守ります。
- 運搬(脂肪)機能:吸収した脂肪分を運びます。小腸で吸収された脂肪分の乳糜(にゅうび)は腸のリンパ管に取り込まれ、胸管を通って静脈まで運ばれます。このため、小腸の内壁にあるリンパ管は乳糜管(にゅうびかん)と呼ばれることもあります。
- ろ過機能:タンパク質、有害な生物(ウィルスなど)、老廃物をろ過します。リンパ節内の免疫細胞が、タンパク質、細菌やウイルス、細胞の代謝から生じた老廃物などを攻撃、倒し、最終的にリンパ液はきれいな状態で静脈へと戻っていきます。リンパ系は体にとって下水道、浄水場のような存在です。
- 排泄機能:体中の細胞の残骸や老廃物を集め、腎臓や肝臓などの器官を経て、主に尿や汗で身体から排泄します。
汗や毛髪からの排泄機能
- エクリン汗腺:99%は水分で、ミネラルやアミノ酸、乳酸、アンモニアなどが含まれています。
- アポクリン汗腺:わきの下、陰部、乳輪、肛門周囲、外耳道などに分布し、脂質やタンパク質成分が含まれています。汗が出ると表皮の常在菌に分解されることで独特の臭い(わきが)の原因になります。体臭が強い方はアポクリン汗腺が多い傾向にあります。
有害金属は水銀・ヒ素・鉛・カドミウム・スズ等の総称で、食品、大気、水道水、食品添加物などから摂取されると言われています。体内に入ると体にとって必要不可欠なミネラルの働きを阻害し、慢性疲労、肝臓・腎臓障害、頭痛、慢性疲労、不眠、イライラ、しびれ等を引き起こします。
リンパマッサージの効果
- むくみの解消
- 免疫機能の向上
- 疲労回復
- 代謝アップ
- こりの解消
- 美肌効果
関節の可動域を広げて良い姿勢を保つことが大切です🍀
体を温めて毒出しリンパで隅々までデトックスします🌿